ご希望通りヌーヨークチーズケーキを焼いて、お手製のプラカードに妹がメッセージを書いて添えられた。
電気を消して、13本目の蝋燭に火をつけ、チチのギターに合わせハハが唄いながら入場。
と、ケーキを持ったムスメがついてこない。
振り返ると、メッセージのはいったケーキ飾りに火柱がたってゐるのを、じっと見つめるムスメの熱い(いろいろと)眼差し。
ムスコの13歳、まさかの炎上。
バースデーキャンドルは、瞬時にハハが吹き消しました。
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灰被りケーキを前に絶叫するハハを捨て置き、瞬時に爪楊枝と紙でメッセージ飾りをサッと作り直し
「ヨシ。(低音)」
とケーキに突き刺した、常に冷静沈着な妹さんのお陰で
無事に兄さん、13歳。
今年は何かと炎上の予感か、まあいいさ、まよわずゆけよ、ゆけばわかるさアンときのイノキ。

[1回]
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