夏の戦闘服!
準備はいいわね、富山・いたち川縁の夏が始まるわよッ!ついといでッ!
いたち川灯籠流しで夏はスタート。
いつものお地蔵様もこんなにお化粧されて、綺麗!
灯篭にお手紙を書くのは、去年からアタシの仕事。
「おつきさま いつも みれますように」
アタシのジイジはおつきさまで神様といつもお酒呑んでんのよ。
次はチーム女子で乗り込むわよ、納涼祭!
誰もこの女子達の暴走を止められない、そこのけそこのけ女子達が通る。
暑いのは、へっちゃら!
公園だってジャブジャブ池だって、ダチと一緒なら尚サイコー!
神通川の花火をドーーンと腹で受け止めたら、さあ富山の夏!
イケイケドンドン、さあいくよッ!
ちゃあんとついといでッ!
(ハ、ハイ、姐さん!←Mハハ)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
先日行った青い海。
何処までも透明で大きな水と戯れ遊ぶベーコンとヒヨコを、
少し離れた丘(勿論日陰)からチチとハハは眺めていたのだった(絶対入水しない覚悟)。
と、兄が戯れに水に溺れたフリをした上、その身にタップリついた脂肪とシュノーケリングゴーグルを活用し、プカリ水面に浮いて動かなくなった(極悪)。
浮き輪で近付こうとしたものの、そこは足のつかない深み。
「ニイちゃんッ!アタシそっちに行けないのッ!ニイちゃんッ!」
突如ヒヨコはクルッと陸に向きを変え、真っ直ぐ浜に向かって浮き輪で波に乗りだした。
(↑ その間丘でずっと静観している双親)
陸に上がったヒヨコは、浮き輪ををつけたまま真っ直ぐに、ただただひたむきに真っ直ぐに、砂の上を丘に向かって走る。
丘の下からは双親は見えない。
と。
辺りを見渡しながら、真っ直ぐ右手をピッと挙げた。
あたしはここよ。
はやくみつけて。
声をかけると、真っ直ぐかけてきて一言。
「ニイちゃんが溺れちゃった。助けないとしんでしまう。」
その冷静さと必死さ、賢さ。
余りにも小さく、けれど真っ直ぐ伸びたその肢体と視線と背筋を目の前に、チチハハ二人で両手を合わせて拝んだよ、密かにビデオを回しながら。勿論、美しい人の背後の海でアホ踊りをするアニも記録しつつ。記録記録。
育て、育て、思うままに育て!
小さく美しい女の子、もうすぐ5歳。
[2回]
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