優しい里山のお父さんお母さん達は、村にはほぼ絶滅中の小さい人達を見かけると、アメちゃんやらミカンやら何やら仕込んでるものを下さいます。
我が家の2匹を見かけた村の優しい方が、冬の備蓄サツマイモ(巨大)を蒸してもたせて下さいました。
半分は美味しく頂き、食べ残した分をいつもマフィンにします。里山の空気中の水分だけで育ったサツマイモは、本当に甘い。
直ぐ出来るし、私の中ではマフィンはブレックファースト指定(米回避作)。
やっぱ朝は甘。
何故かマドレーヌは拒否(何故だよ)のこのシトも、この表情(何よ、その手…)。

やっぱ朝は甘だよネ☆
(絶賛女子二人、同意)
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口から産まれて来たような女の子である。
生後一月後からホニャホニャ囁きだし、言葉の意味も分からない内から、言葉そのものが持つ響きに楽しみを見出し、マァーーーーーーー良く喋る。一日中喋っている。
完全に文系と思われるこの小さいお嬢さん、自分の喜怒哀楽を言葉としてバンバン投げつけてきます。イヤ!嬉しい!大好き!キライ!マズイ!うまい!楽しい!ですから、まあ、分かりやすいっちゃ分かりやすい。アウトプットが得意。
片や、上の御坊ちゃま(肥った小学生)は赤ン坊の頃からまァーーーーーーー良く寝る寝る。動かない。張り付いて微動だにしない。言って見れば家にタレパンダ、或いはコアラ、或いはカピバラさんといった、いずれも癒し系代表選手いが居るようなもんでした。因みに今では柔らかいトドさんです(まくらにすると抜群)。基本、インプットのみ。
だもんで、ムスメがワーワー言うのを聞いてると、あーーーーー、多分カピバラ君も心中こんなんだったんかなァ…と良く思ってます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
最近朝暗くて寒いので、小さいカノジョが寝室から鬼の形相で飛び出して来て
「ママがいいのッ!!!」
とよじ登ってきて、もぐり込んできます。(母キュン死)
インプットはしてるけど、アウトプットは誰もが得意な訳じゃない。
有袋類のようにガウンに小さいのを入れながら、向かいに座って只管モグモグやってるカピバラさんの、母親の視線に気付いての悶え照れ笑いを見るだに、心の中で「…愛い奴…カピバラ…」と思うのであった。
[2回]
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