断捨離の神とやら、よぅやった。近う寄れ。
ワシ、七十六歳。 ヨメ、七十六。
見事な木目込み式の着物であろう。現代工には真似できぬこの肌の色艶、とくと拝むがよいぞ。
お伴人
「拙者、アレでござる。アレ。右?左?……ひ…ひかえェ〜ッ!!!ひかえおろ〜ッ!!」
そんな可愛い顔した畏れ多くも齡七十六な方々が、ケースごと京の都より到着。
コンパクト五段。
抽斗をひくと……
お饅頭がギッシリ☆
じゃなくって、雛人形ズと御飾り一式が全収納。なんという素晴らしい造り。
御膳セットも驚嘆のディテール&クオリティ。
状態の良さとクオリティの高さ、半端ないミニチュア感……
京の名工の腕の確かさ、受け継いできた家での人形に対する愛情をガッツリ受け取りました。
コレ……これからウチでお手入れさせていただくんダヨネ。ホントにダイジョブなのかーーーーー。
えェェェエイ、ままよッ!!!スポッ!!!
はい、御一行様、無事お引越し完了!
断捨離の神よ、お内裏と、お雛よ。
み〜んな、近う寄れ☆
あたちが噂の姫よ☆
(おーつのおじちゃま、おばちゃま、ほんとうにありがとう!!!)
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